1.背景
1.1 昨年の2016年4月19日、第26回産業競争力会議で安倍総理発言
「・・日本の若者には、第4次産業革命の時代を生き抜き,主導して行って欲しい。
このため、初等中等教育からプログラミング教育を必修化する。・・・
そのために小学校からプログラミング教育を必修化しIOT(Internet of Things)の推進・・・」
< http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000073012.html >
1.2 2018年度にはその移行期間に入るとも言われている
1.3 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(2016年6月16日議論の取りまとめ)
(小学校段階に於ける論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議)
小学校教育では、子供たちが、コンピュタに意図した処理を行うよう指示することが出来るということを体験しながら
-身近な生活でコンピュータが活用されていること
-問題の解決には必要な手順があることに気付くこと
-各教科等で育まれる思考力を基盤としながら基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること
-コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする態度を身に付けること
等を目指しており、時代を超えて普遍的に求められる力として
「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではないと述べられている。
<http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm>
2.『Scratchによるプログラミング』のデモと体験)
2.1プログラミングの言語(道具)として『Scratch』を利用する理由
(1)『Scratch』 は、MITメディアラボが開発した視覚的にプログラミングを学ぶことのできるツールで
150以上の国で使用されており、40カ国語以上に翻訳されている
特に8歳から16歳向けにデザインされているが、すべての年代の人々に使われている
また日本でも多くの取組みがあり、Scratchの作り方や事例が多く紹介されており、
他者のプログラミング内容が公開されていて誰でも見る事ができる
https://www.youtube.com/watch?v=c61mdU1G4Lw (Scratchの説明)
https://www.youtube.com/watch?v=gaLgO404yWA (Scratchを使ったプログラミングの作成例)
https://scratch.mit.edu/explore/projects/tutorials/ (MITの事例)
http://www.nhk.or.jp/school/programming/program/index.html (NHKサイト)
(2)Scratchでプログラミングを学ぶということは、問題解決、プロジェクト設計、アイディア交換のための、
重要な手段を学ぶということ
(3)文科省が『プログラミン』という言語を提供しているが、『Scratch』を参考にしている。
http://www.mext.go.jp/programin/about.html (文科省:プログラミン)
(4)Web上には多くの説明サイトや事例サイトがある
http://www.atmarkit.co.jp/ait/series/3171/ (Scratchで始めるプログラミング教育のテキスト)
3.ワークショップ
5人を1グループとし 毎月第2 第4日曜日 90分程度 ワークショップ を開催(ロビーでも不定期で開催)
Raspberry Pi等、機材は1式無償貸与 費用一切かかりません(入会費、会費等全て無料)
但し ロボットメカ エレキ機構など 必要であれば 購入のサポートはさせていただきます。
(*) 『Raspberry Pi(ラズパイ)』:Scratchが内蔵されている数千円の
超小型コンピュータ、モーターやセンサーなどを接続して電子工作などができる。ディスプレイ、キーボード、マウスなどを接続すればパソコンにもなる。
又、ニッカド4本で動作するので 組み込みコンピュウターとしても 利用可能
大きさ 6cmx8cmx2cm